スマホの個人情報を守れるアプリ紹介!②神Webブラウザ「Vivaldi」紹介!
- 2020.07.24
- IT・テクノロジー
こんにちはタマオです!
前置き長いんで詳しい人は飛んじゃって下さい。
前置き…Webブラウザの重要性
みなさんスマホで何を一番するかというとやはりインターネットを見る事が一番多いのではないでしょうか?
ブログやニュースを読んだり、ネットショッピングをしたり、あと人には言えないサイトを訪れたり…
またサイトによってはプログラミングやゲームまで出来てしまってWebブラウザはまさに万能選手。
ニュースやショッピングのアプリが増えたとはいえ、スマホで一番お世話になるアプリではないでしょうか。
そのWEBブラウザが使いにくいものだったらどうでしょう?
ストレスが溜まるし時間も無駄になるしでいい事は一つもありません。
今使ってるWebブラウザは安全なの?
あとWEBブラウザで行っている事がもし外部に筒抜けになっていたら?
今の時代、銀行の送金だって買い物だってインターネット上で事足りてしまいます。口座番号や暗証番号、カード番号やらショッピングサイトのパスワードやなんか、いちいち入力するのは面倒なので、WEBブラウザに記憶させてしまってる人も多いのではないでしょうか?
でも、このパスワードとか一体何処で管理されてるのでしょう?間違いなく保護されてるのでしようか?
ていうか、この情報が悪用されたらとんでもない被害にあうのは目に見えてます。
トラッキングって?
あと、最近話題のトラッキングの問題です。
あなたも経験ないでしょうか?この前アパートを探すのにインターネットで情報収集していたら、最近賃貸物件の広告ばかり表示されて気持ち悪い…なんてこと。
もしかして見たサイト全部筒抜けなの?
と疑問に持たれた事ありませんか?
これはいわゆるトラッキングという技術を利用したサイトやブラウザを使うと自分の見てきたサイトなどの情報が筒抜けになってしまうのですが、今やGoogleを筆頭にこの技術はインターネットのいたる所でつかわれています。
そうしたらインターネットを使う限りプライバシーはないのでしょうか?
今回はすごいですよ。この上記の問題全てを解決する超つかいやすいWEBブラウザを発見しましたのでご紹介します!!
神Webブラウザ「Vivaldi」の紹介
それがスマホでは先月デビューしたばかりの新しいWebブラウザ「Vivaldi」(ビバルディ)です。
今まで色々なブラウザを試してきたけどお世辞抜きですごく使いやすい。
その上、トラッキングなどからも個人情報を守ってくれる。
デビューしたばかりなのに完全度が高く完璧です。もちろん無料。
ただ残念な事にiPhone版はまだ出ていません。それ以外のWindows 、Mac、Androidで使えます。
Vivaldiの良いとこ悪いとこ
良い点
- 表示が早くて動作が軽い
- デザインも良くとても使い易い
- パスワード補完機能なども失敗なく動作する。
- Google Chromeのプラグインも使えちゃう。
- Chromeと違って個人情報を保護してくれる。
- 個人情報保護していてもショッピングサイト等、問題なく利用できる。
- 同期機能をつかえばパソコンとスマホでお気に入りやパスワードなどを共有できる。
- 製造元が信頼出来る。
悪いい点
- 翻訳機能がない。
翻訳機能がつけばもう完璧ですね。
新しいアプリですが、ソフト自体は完璧に日本語化されてるので使い易いです。
インストール方法と乗り換え方
ダウンロードはこちらから
Google Chromeからの乗り換えも超簡単でした。初めて起動するといくつか質問されるのでそれに答えていくだけで、今までのブラウザからお気に入りやパスワードなどを移せます。
今まで Chromeに保存していた各サイトのパスワードもボタン一発で簡単に移し替えられ、ショッピングサイト等行けばすぐにログイン出来てしまいます。
逆にGoogle Chromeに保存している大切なパスワード…こんなに簡単にエクスポート出来ちゃっていいの?とかなり不安になりました。(AppleのSafariはエクスポートが出来ない又は難しそう。)
もしこのWebブラウザが怪しいソフトだったら、パスワードが簡単に全部抜き取られるという事を意味するからです。
僕はVivaldiのWebサイトを隅から隅まで良く読んで、このメーカーなら間違いない!!というのを確認してから、パスワードを移しました。
Vivaldi Technologies™ってどんな会社?信用できるの?
せっかく調べたので、このWebブラウザを作ったVivaldi Technologies™がどんな会社か簡単に説明します。
是非乗り換えの判断にして下さい。
ビバルディテクノロジーズはノルウェーに本社があり、その他アイスランド、アメリカにもオフィスがあります。
この会社の創業者はかなり古くからある「Opera」というWebブラウザを作っていたヨン・フォン・テッツナーという人物で…
実は僕、Google Chromeの代替えでOperaを使っていたのですが、ちょっと気になって調べたら、Operaを作っているノルウェーのオペラ・ソフトウェアは2016年に中国の企業に買収されてしまったのですね。
中国といえば、世界で一番個人情報保護を大切にしない国…、まぁ公的には開発は今まで通りノルウェーなので安全性には問題ないとありますが、やはり不安です…。
そしてテッツナーはこのきっかけでオペラ・ソフトウェアから離れ、1から理想のブラウザを創るためにVivaldiTechnologisを興したわけなのです。
このページに詳しく載ってます。
そして、タイミング良く6月からAndroidでもVivaldiが使えるようになったというわけです。
ビバルディは個人情報保護に力を入れている
で、このVivaldiは使い易さとともに個人情報保護に重点を置いて開発されており、このページで詳しく書かれております。
そしてVivaldiにトラッキングを防ぐ機能がついてるのはもちろんですが、Vivaldi Technologis自体がトラッキングをしていない事とその理由をきっちり明言してます。
Vivaldiのプライバシーポリシー
そしてプライバシーポリシーのページはとても事細かく明確に書かれてます。必要最低限のデータ以外は一切収集しない事。
収集してるデータとなぜそれが必要なのか、そして個人情報を収集するトラッキングせず、公告モデルに頼らずなぜ無料のサービスで会社が維持できるかについても事細かく書かれています。
このページを読んだのがきっかけで、この前Googleのプライバシーポリシーも読んだのですが、その違いがなかなか興味深かったです。
次回ご説明します。
Vivaldiのプライバシーポリシー日本語訳
プライバシーポリシーと同期とパスワードのページは日本語化されていないので、以下Google翻訳を使って訳したものを載せておきます。
https://vivaldi.com/ja/privacy/browser/
から転載。(公告モデルを使わず会社を運営している方法は別ページにあります。)
私たちはあなたを追跡したり、プロファイリングしたりしません。データ収集は行いません。データを第三者に販売することはありません。アクセスしたサイト、ブラウザに入力した内容、ダウンロードは表示されません。このタイプのデータは、マシンのローカルに保存されるか、暗号化されます。
それでも、私たちのプライバシーポリシーを読むことをお勧めします。プライバシーポリシーは原則としてお読みください。あなたはそれを習慣にすべきです。
だから、見てみましょう。すべてを1つのページに収めていることについて言及しましたか?
Vivaldi Browserプライバシーポリシー
Vivaldi Technologies AS(「Vivaldi AS」)では、プライバシーの保護が最優先事項です。 Vivaldiの製品とサービスを使用している間、お客様から提供されたすべての個人情報のセキュリティを厳重に保護します。情報を第三者に共有したり販売したりすることはなく、すべてのユーザーデータを積極的に開示から保護しますが、唯一の例外は、裁判所命令のある正当な法律機関から要求された場合です。
Vivaldi ASが収集するデータの種類と目的
Vivaldiブラウザー(「Vivaldi」)をインストールすると、各インストールプロファイルに、コンピューターに保存されている一意のユーザーIDが割り当てられます。 VivaldiはHTTPSを使用して、このID、バージョン、CPUアーキテクチャ、画面解像度、最後のメッセージ以降の時間を含むメッセージを、アイスランドにあるサーバーに24時間ごとに直接送信します。 VivaldiクライアントからIPアドレスの最後のオクテットを削除してVivaldiユーザーのIPアドレスを匿名化し、ローカルgeoipルックアップを使用した後、解決されたおおよその位置を保存します。このコレクションの目的は、アクティブユーザーの総数とその地理的分布を決定することです。
Vivaldiには、ブラウザのデフォルトブックマークにWebサイトへのさまざまなリンクが含まれています。それらのウェブサイトのいくつかはビバルディASのパートナーであり、いくつかはそうではありません。 Vivaldi ASはこれらのブックマークパートナーから共有収益を受け取ります。このようにして、このソフトウェアを無料でユーザーに提供し、引き続き最高の状態を保つことができます。収入があるかどうかに関係なく、ユーザーにとって価値のあるブックマークのみを含めるようにしています。これらのコンテンツプロバイダーの中には、ウェブサイトにCookieを設定するものがあります(下記を参照)。もちろん、必要に応じて、ブックマークの一部またはすべてを自由に削除できます。
訪問したURL、入力した検索キーワード、ダウンロードしたコンテンツなどの閲覧履歴はクライアントプロファイルに保存され、自分のアクションでのみアクセスできます。 Vivaldi ASはこのデータにアクセスできません。あなた自身の行動によるものでない限り、あなたの歴史を共有することはできません。
Vivaldiには組み込みのパスワードマネージャーがあり、Vivaldiのパスワードマネージャーに資格情報を保存することを選択して、この機能を有効にしたサイトのログイン資格情報を保存します。 Vivaldiは、コンピューターデバイスのオペレーティングシステムによって提供されるパスワードストレージフレームワークを使用し、フレームワークで暗号化がサポートされている場合、データは暗号化されます。
Vivaldi Sync機能を使用する場合、当社が収集するデータとこのサービスの目的に関するドキュメントは、こちらから入手できます。(注、下の方の同期サービスについての文章)
サードパーティベンダーが収集するデータの種類と目的
設定([設定]> [検索])で検索候補をオンにすると、Vivaldiは選択した検索エンジンに、入力されたキーワードを使用してリクエストを送信し、検索結果を表示します。サポートされている個々の検索エンジンのプライバシーポリシーについては、こちらをご覧ください。
デスクトップ上で、VivaldiはGoogleのSafeブラウジングAPIを統合します。これは、アクセスしているサイトを、既知のフィッシングおよびマルウェアの疑いのあるサイトのマスターリストと照合します。この機能はプライバシー設定([設定]> [プライバシー]> [プライバシー])でオフにできます。
Googleのフォーム自動入力機能を使用して、ウェブ上のフォームにすばやく入力できるようにしています。自動入力はデフォルトで有効になっており、デスクトップブラウザでは、Vivaldiの設定でいつでもオフにできます。この機能では、個人情報をGoogleに送信することはありません。共有される内容の詳細については、こちらをご覧ください。 Android向けのVivaldiでもこれが可能になるよう取り組んでいます。
多くのWebサイトはCookieを使用してリピーターを識別し、サイト訪問者に関する情報を保存しています。
Vivaldiはユーザーのプライバシー設定(設定>プライバシー> Cookie)に基づいてCookieを保存しますが、Cookieの使用方法は、アクセスしているWebサイトとCookieのタイプによって決まります。 したがって、アクセスするWebサイトのプライバシーポリシーを理解することが重要です。 保存されているすべてのCookieは、プライバシー設定で表示、管理、削除できます。
最終変更日および有効日:2020年4月26日。
同期サービスについて
このサービスは、ユーザーがVivaldi Webブラウザーに記録された情報(ブックマーク、設定、パスワード、閲覧履歴など)を別のコンピューターで使用しているWebブラウザーと同期できるようにすることを目的としています。これは、ユーザーが自発的に機能を有効にすることを選択した場合に行われます。
収集するデータの種類と目的
データは暗号化され、ユーザーのVivaldiブラウザによって、個別のデータ項目ごとに個別に暗号化されたエントリの形式でアイスランドにあるVivaldiサーバーに送信されます。同様に、ユーザーのVivaldiブラウザは、サーバーからデータを取得し、ユーザーのキーを使用してデータを復号化するように要求できます。 Vivaldiサーバーは、暗号化された接続を介して、ログインしているすべてのVivaldi Browserにも通知を送信します。
そのデータに加えて、格納されたデータの整合性を確保できるようにするメタデータを格納します。このメタデータには、次のものが含まれます。暗号化された各エントリが属するユーザー。ユーザーが同期の使用を開始した日時。ユーザーが最後に同期した接続の日時。いくつかの暗号化情報。各エントリのタイプ(ブックマーク、パスワード、タブなど)。エントリが削除されたかどうか(削除は同期されます);エントリの親(ブックマークなどのツリー構造の場合);エントリが作成されたクライアントの識別子。エントリが作成され、最後に変更された時刻。
これに加えて、予期しない状態(エラー)が発生するたびにサーバーソフトウェアによって発行されるエラーログを追跡します。これらのログには、ユーザー名、タイムスタンプ、その他の機密ではないデータが含まれています。最長30日間保管されます。
保持と削除
ユーザーデータは、ユーザーが最後にVivaldi同期サービスを操作したときから、またはユーザーが削除を要求するまで、最大1年間保持されます。
アクセス
Vivaldiには、ユーザーデータへのアクセスに厳しい制限があります。限られた数のVivaldiの従業員、またはWebホスティングサービスのVivaldiのサービスプロバイダーの従業員のみが、このようなデータにアクセスできます。
転送
Vivaldiは、法律または法執行機関が要求する場合を除き、個人データを第三者に転送しません。
Vivaldiのサーバーは、アイスランドのアドバニアデータセンターでホストされています。
連絡先
このプライバシーに関する声明、または当社のWebサイトのプライバシーについて質問がある場合は、vivaldi.com / contactまでご連絡ください。
最終変更日および有効日:2018年7月13日。
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