アトピー性皮膚炎のおかげでペスクタリアンになってしまった

アトピー性皮膚炎のおかげでペスクタリアンになってしまった

ペスクタリアンって突き詰めると日本人が古来から慣れ親しんできた食生活の事なのではないかと、考えるに至った事を詳しく書き出してみます。
アトピーや健康面でお悩みの方の参考になれば幸いです。

ペスクタリアン?それって一体何?
僕も今はじめて知った。
簡単に言えば魚を食べていいベジタリアンの事だそうな。

今、僕はペスクタリアンになっている。

なんでそんな事になってしまったかというと、、、
別に僕が仏教的な思想にのめり込んでるとか、健康志向が超高まったとかそんな事ではない。

アトピー性皮膚炎のせいなのだ。

半年前、痔で入院する頃から、口の周りがヒリヒリして、アカギレのように切れたり痛むようになってしまった。

はじめは口唇ヘルペスだと思っていたのだが、一向に治らない。

暖かくなれば、収まるかなと思っていたのだが、そのうち右手の指の付け根にも同じような症状が出てきた。

これはあれだ。小学生の頃にも、全く同じ症状から始まって酷く辛い思いをした奴だ。
そう、アトピー性皮膚炎だ!

これなら治し方はわかる。

小学生の頃と同じやり方で治せばいいのだ。

僕が経験したアトピー性皮膚炎の辛さ

僕が9才から14才くらいの間、経験したアトピーはかなりひどかった。はじめは、右手の指の付け根から始まり、手の平全体が侵され、やがて右ひじにも出始め、しまいには右腕の内側も全て酷いアトピーになってしまった。

アトピーはとにかく痒い。掻きむしると、粘液みたいのが出てきて、ヒリヒリして痛い。でも痒いのよりマシだ。そして血が固まるように、それが固まり、皮膚の上に巨大なかさぶたが出来る。で乾いてくると、またもや酷く痒くなってくる。掻きむしる→さらに巨大化して粘液が出てかさぶたになる→痒くて掻きむしる。
の無限ループだ。

掻かなきゃいいと思うかもしれないが、いくら我慢しても寝ている時に無意識で掻いてしまうのだ。これはどうにもならない。

もちろんはじめの2年くらいは医者にも行った。ステロイドもつけたが、つけた時はびっくりするくらい皮膚が綺麗になり、収まるものの、時間が経つと、また痒くなって、副作用もあり以前より酷い状態になってしまう。

冬は皮膚が硬くバリバリになり、アカギレのようになり手や腕を動かすだけで痛くて、ひび割れた所から出血する。

小学生の運動会で隣の女の子と手を繋がなくてはいけなくて、やっぱり嫌そうで、それがホント辛かったのを覚えている。

いやはや、痛々しい文章ばかりですみません。

玄米菜食でアトピーを治す?

さすがに母親も悩んだらしい、色々な本で調べたり色々な人に相談したりして、いつの頃からか玄米菜食の生活が始まった。

もともと僕は肉や卵が大好きだった。よく食べる子供だった。

ウチはいわいる進歩的な家庭とでもいうのだろうか、親は日本の伝統料理的な物を作らなかった。朝食はベーコンエッグとチーズを乗せてトーストしたパンにホットミルク。夕食は大量の鳥の唐揚げにシチューみたいな食生活だった。
僕が楽しそうに良く食べるので、親は僕の好きな物をたくさん作ってくれて、好きな物を好きなだけ食べていた。

それがいきなり、胡麻と梅干しを載せた玄米に味噌汁と揚げ出し豆腐がオカズみたいな食生活に変わった。

僕は梅干しなど食べた事がないものばかりで、逆に新鮮だった。

とにかくゆっくり良く噛んで食べた方がいいというので、玄米を100回くらい噛んで食べた。
最初は美味しくないし面倒だったが、いつの頃からか、少しづつ染み出してくるような旨味に気付き、今までと違う種類の食事の満足感を得るようになった。

だが、アトピーは逆に物凄く酷くなった。
だが、母親は動じなかった。
これは身体から今まで溜まってた毒素が出てるから、これでいいのだ。
とワケのわからない事をいい、玄米菜食は続いた。

本当かなぁ、と思いつつ続けてみた所、だんだんと良くなっていき、一年経つ頃にはアトピーは完全に消えた。
それまでのインドア派な生活から、中学に通い出し部活に入り、早起きして汗を流す生活のおかげの可能性もある。

アトピーが酷くなる食べ物、効く食べ物

でも僕はその間、食べ物によってアトピーが反応する様を嫌というほど体験出来た。
やはり子供なので、親に隠れてポテトチップスや唐揚げなど食べてしまうのだが、すると、次の日、皮膚が赤くなって、耐えられないくらい痒くなってしまい、アトピーは一気に酷くなる。

僕のアトピーに反応する食品というのは、
肉、安い油で揚げた食品、卵、チーズ、バター、牛乳、砂糖といったところ。

僕の好きな唐揚げとかピザやマヨネーズやケーキやポテトチップスや砂糖たっぷりのジュースなどはかなりアレルゲンだ。
大好きなんだけども痒くなるのが嫌なので出されても食べないという、すっかり禁欲的な少年になってしまった。
(友達と遊んでる時たまに食べてたな…でも不思議と友達と笑いながら食べた時のお菓子は次の日あまり反応が出なかった…精神的なものも大きいんだな、きっと)

逆に食べるとアトピーの調子が良くなる食品としては、
梅干し、味噌、海草類、黒ごま、大根、レンコン、ゴボウなどの根菜類、大根の葉っぱ、ほうれん草等の葉物、そして玄米、あとアワやヒエなどのいわいる五穀。あたりだろうか。
ひじきと大豆の和え物とか、根菜類が沢山入った筑前煮とか、豆腐となめことワカメの味噌汁、あと大根の菜っ葉と小魚を煎ったふりかけとかそういう食べ物は美味しいしアトピーにもいい。身体に効くと自然に好きになる。
シブい食べ物が好きな少年になってしまった。

なんでアトピーなんてものがあるのかと、なんとはなしに考えて生きてきたんだけども、

こうして比べてみると昔の貧乏な農民が日常的に食べてた物というのは、見事に僕のアトピーには良くて、明治以降の文明開化と共に日本人が食べるようになったコレステロールの高い食べ物はアトピーの引き金になっている。

僕はアトピーに関する本もほぼ読んだ事が無くて、なんの知識もない、あくまで体感での超自分勝手な憶測なのだけども、
これは体内に宿る太古からの日本人の逆襲というかメッセージ的な物ではないかと思うようになった。

元来、僕の父親は肉が食べれない人だった。
父親一族の出身地は中部地方の山奥で、母親が挨拶に行った時、山菜中心のあまりに質素な食生活に驚いたそうだ。

そのせいなのか、父親は肉や牛乳を摂取すると腹を壊してしまう体質なのだった。

僕もその血は受け継いでいるはずで、それを無視して本来あまり体質的に免疫のない肉や乳製品を思春期手前まで馬鹿みたいに食べ続けた。
で、こんなワケのわからんモン食べんじゃねーよと、身体が怒ったのだ。
そして身体が周りに知らせる為にアトピーというサインを出してボイコット運動を起こしたのではないかと勝手に思っている。

おかげで、僕は古き良き日本食を知る事が出来たし、大病もせず、視力も2.0、健康診断でも引っかかることはなく、最近アトピーは復活してしまったし腹も弱いものの、それなりに健康な身体で生きて来れている。

だから、今回、手にもアトピーが出て来て、アトピーが再発したと気付いた時、僕はちっとも困らなくて、むしろ原因がわかってホッとしてしまった。

ああ、子供が大きくなった事もあり最近、食生活が荒れて来たんだなと。
身体がメッセージを発してるのだと。

ちなみに子供の誕生日でファミレスに行った翌日からアトピーが酷くなった。

好きな肉と卵が食べれ無くなるのは少し辛いが、菜食(ペスクタリアンだっけ)の心がスッキリする食生活も悪くないなと。

また、ペスクタリアンになってみて気づいた事。

で、ペスクタリアン生活を始めて約2ヶ月なわけなんですが、せっかくなので、体調の変化なども記しておきます。

まず、今回は子供達もいるので玄米にはしてません。手間のかかる根菜類なんかの料理もほぼ出来てないし、梅干しもそんなに食べていません。
主に大根おろし納豆ごはんか、大根おろし納豆蕎麦ばかり食べております。
(なんて貧相な食生活なんだ…)

肉、卵、油、乳製品、砂糖を絶ったらすぐ、アトピーは大分引きました。
が、エネルギー不足っぽい倦怠感がしばらく来ます。

一ヶ月も経つと、今度はなんだか身体が異様に軽くなり、寝なくても全然平気になってきます。
その状態が続いたあと、ちょっと気が緩んで肉や砂糖を続けて食べてしまい、また、ちょっと倦怠感が来てる感じです。アトピーも復活してしまいました。

でも、身体は以前と比べて軽くて、頭の中もなんだかしゃっきりしてていい感じです。そしておなかの調子が大変よろしいです。

魚はたまに食べてます。タバコも1日4本ほど吸ってます。
サバとタバコが楽しみで生きてると言っても過言ではない。

正直これだけ身体が軽くなるならもっと早く、ペスクタリアンしてれば良かった!

まぁアトピー性皮膚炎は確かにやっかいで面倒なんだけど、こういう食生活を思い出させてくれたという事には感謝しおります。
そう、古代からの日本人の逆襲に感謝なのです。

まぁこの文章は僕の勝手な民間療法の体験記なので、僕以外に効果があるかは知りません。人によって体質も違うし。

でも、古来日本人ならではのペスクタリアンな食生活は気に入っておりますし、人に勧めたいなと思い書いてみた次第なのです。