Life is Strange

Life is Strange

ライフイズストレンジとは?

最近ゲームブームが僕の中で来ている。

この前、子供の誕生日に「ドラクエ11」をプレゼントし、それ以来毎日のように子供がプレイしたいるのだが、なにやらその風景を観ているうちに僕もなんだかゲームがしたくなり、色々物色していたのだが、ついに見つけてしまった。

「Life is Strange」

フランス製のゲーム。PCやMac、プレステやiPhone、Androidでもプレイ出来る。

アメリカ・オレゴン州の架空の田舎街「アルカディア・ベイ」を舞台に、時間を巻き戻せる能力が発現した女子学生・マックスの青春を描く。

時間を巻き戻して過去をやり直すことで、短期的にはより良い未来になったように思えても、長期的には「予期不可能な大変化」が生じる場合もある、というカオス理論の一つ『バタフライ効果』(”一匹の蝶の羽ばたきが、遠くで竜巻を引き起こすか?”)をテーマとしている。
ウィキペディアより

この作品、数々の賞を総なめにしたという作品で、ゲームではあるのだが、限りなく映画に近いテイストを持ったゲームですっかりハマってしまった。

日本語吹き替えも可能だけど英語音声と日本語字幕でやった方が断然良い

ライフイズストレンジの世界と音楽

音楽も凄く良くて、アメリカのグランジやオルタナ、インディーズ好きの僕くらいの年代ならかなり刺さると思う。

ツインピークスやスタンドバイミー、ブレアウィッチプロジェクトなどアメリカの田舎を舞台にした、独特の世界観を持った映画が僕は大好きなのだが、この
Life is Strangeの肌触りもかなりこの辺の映画に近いものを感じる。
ていうか作った人は超映画好きだと思う。

アメリカ肉食的ギラギラ感は皆無で、なんというか静かでちょっと退廃的でノスタルジックなこの世界にいつまでも浸っていたくなる。

そして僕はツインピークスとかアメリカンなドラマをずっと見続けると出演者達が友達な様な気分になってきてドラマの世界の中に入り込んでしまうような感覚を持つのだが、
この「Life is Strange」は正に主人公を好きな様な操作してドラマの世界の中で動き回れるのだから没入感はハンパない。

そしてこの没入感には素晴らしい音楽が一役買っていると思う。
このゲームで流れているローファイで渇いたメランコリックな楽曲群は実際ドラマの中で主人公がイヤフォンをはめたり、部屋の中で鳴っている音楽がそのまま流れており、正にバーチャルな形でプレイヤーが追体験している。
だから音楽がなくて環境音のみの時も多いけど、曲がスタートすると、その曲が光り輝く。

この曲が特に心にしみた

 

主人公は写真家を目指す内気な女子高生で、学校をドロップアウトしたパンクな幼馴染の女の子と、行方不明になったクラスメイトの謎を追っている内に自然豊かな田舎町のダークサイドに足を踏み入れてしまう。
というような内容で、マリファナ等のドラックや銃など出てきて大人向け。

スクールカーストとか結構痛い場面も多く、登場人物は皆十代らしい繊細さとダークサイドな部分を抱えており僕の心は10代のセンチメントなあの頃へ飛んで行ってしまう。

部屋の灯を消して大きな画面でヘッドホンをはめてると没入感はハンパでなく、完全に主人公の女子高生とリンクしてしまっているアラフォーのおっさんがそこにいる。
(ハタから見ると完全にキモいよ…)

入手方法

Life is Strangeはエピソード1〜5まであり、エピソード1は無料で手に入る。

僕はMacでやろうと思ってSteamストアでダウンロードしたのだけど、Windowsでは日本語版があるのだが、Macでは日本語版が遊べない事に気付き、iPhoneの日本語版を見つけエピソード1をプレイしてみたら、期待を超える面白さ。
でも画面の小さなiPhoneではさすがに操作しづらく、大きな画面のパソコン版でやりたくなってしまう。
結局、音楽制作用のWindowsパソコンにインストールするという、禁断の技を行なってしまった。

エピソード2〜5のパックはiPhone版ならまとめて1100円、Windows、Mac版なら通常は2,013円。
ひとつのエピソードは大体3、4時間くらいでクリア出来る。

実は昨日Windows版をダウンロード購入したのだが、今日何気なくSteamストアを見てみたら何と今日からセールで403円になっていた。
ギャフン!1日待っていれば良かった…

それにしても、こんな名作ゲームが400円で手に入るなんて!
アクション要素がないので操作も簡単でゲームオーバーもないし、非ゲーマーな方でも映画好きで音楽好きなら是非オススメの一作です。
12月4日までのセール価格なのでお早めに〜。

あとこのゲーム、ストーリーも凄く良くてまるで映画みたいなゲームなのだが、本当に映画化するそうだ。
ただ今制作中との事。
どんな映画になるか楽しみだ。

Steamストア(Windows、Mac、Linux)

Google Playストア(android)