KORG Gadgetは楽しい。iPhoneだけで出来るDTM新時代。
- 2019.05.18 最終更新日
- 2019.06.15
- 音楽
技術の進歩は恐ろしい。
僕はDTMをやり始めたのは、高校生の頃、90年代後半の話しだ。
友達がMacとヤマハのMIDI音源を買ったと聞き、早速訪ねた。機材を繋げてみるが、音が出ない。
Macの設定をあれこれいじったり、説明書とにらめっこして半日。
夜中にようやく、Macのシーケンサーから送られたMIDI情報がヤマハの音源に伝わり、音源からミキサーへ経由した音がスピーカーから流れた時は、ジーンときた。
DTMは音が出すまでがホント大変だった。
MIDIケーブルやオーディオケーブルに取り囲まれ音が出ない原因を突き止めるのが日課だった。
それがですよ。。いまやこんなちっこいiPhoneでなんの苦労もなく、超お手軽に高度なDTMが出来ちゃうんですよ!!
DTMするアプリは色々ありますが、僕がいまハマってるのはこれ!!
このアプリの中にKORG製のシンセとかが20種類くらい入ってて、それらを好きに組み合わせて曲を作っていくんだけど、サンプラーやTB-303など本格的で、今まで一台一台買ってきたのはなんだったんだろうという充実ぶり。
このアプリだけで、20年前30万以上かけて出してた音以上のものが作れてしまう。
時代の進歩は凄いなぁ。こんな手の中に収まる機械で音作りもマニアックにできるし、エフェクターも使い放題だし、電源が切れてもちゃんと曲が保存されてるし。(昔は作りかけの曲を中断するのは保存作業が大変だった。)凄いよなぁ。ホント未来の時代に僕は生きてるんだなぁと…。
iPhoneでやるとさすがに画面が小さいのは否めないんだけど、楽しくてそんな事どうでも良くなってしまう。
寝る前の布団の中や犬の散歩をする時、さらに通勤の車の中(危険!!)でも曲作り出来るのだ。それほどハマってしまっている。
昨日勢いで2曲作ってしまったので、恥ずかしながら、まずまずの出来だと思うので発表させて頂きます。
1局目めは、ちょっとノスタルジックなオールドテクノ調の曲。
2曲目は最近音が気にいってるヒップホップトラック調の曲。
2曲ともKORG Gadgetだけではなくて、Figureというアプリも使ってる。
これは指を適当になぞってるだけで超簡単に曲が出来るおもちゃのようなアプリ。
でも開発は以前紹介した、Reasonを作ってるpropellerheadで出音はくっきりしてて全然おもちゃではない「使える音」
無料だけど全然制限もなく、フルに使えるので、初めてDTMをする人はまずこのアプリから始めるのがオススメ。
Figureの使い方はこのサイトが詳しい。
音楽、特にテクノやヒップホップのトラックが好きな人は今の時代、超簡単に曲作りできるようになってるので、これを機に自分の聞きたい音楽を自分で作ってみてはいかがでしょうか。
曲を一から作り上げて形にしていくのは、なんとも言えない魅惑の楽しさ。
そして人に聞かせるのも楽しい。
やっぱり音楽は素晴らしい。
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