フリーペーパーの商品としての価値ってなに?
- 2005.03.16
- 社会・政治
今日は、フリーペーパーの価値ってなんだろ~?と思いました。
前提として、例えばキュウリは、食べ物として必要なものだから対価を払ってでも手に入れようと思う。セーターは、寒さを防ぐのに必要なものだから対価を払う人がいる。そこに、デザインや、機能性という付加価値があるから、ただのキュウリよりは値段が高い。原価もかかっている。
雑誌とうのは、情報の提供。その情報に読者がお金を払う。そして大事なのが広告、広告を企業が出す。これは、その企業がターゲットととしている人たちが読みそうだなと、思う雑誌に対してお金を払っているわけだ。宣伝になるということだ、ということは情報が、雑誌の本質。それは、デザイン、判型、情報の取捨、全て含めた上での情報。
お金の流れから行くと、情報に対してお金を払う。キュウリにお金を払うのと同じだ。
対してフリーペーパーは?これは、無料だ。読者がお金を払うことはない。読者は、情報をただで手に入れることが出来る。じゃあ、利益はどこから出るのか?と考えると、広告主ということになる。音楽系や、アルバイト募集、住宅系のフリーペーパーは、すべてのページが広告だと言っていもいい。
広告主がスポンサーなら、スポンサーの意向、意見が雑誌より介入する余地が大きいわけだ。
じゃあそれは自分たちのやりたいことが出来ないといって、お金を取らないでフリーペーパーを作ると、ただの同人誌になってしまう。
じゃあ、自分たちのやりたいことをやりつつ、広告も取るには、どうすればいいか?自分たちのやりたいことに賛同していくれる、近いことをやっている所から取ればいいんじゃないか?
ただ、まったく同じことをやっているところはないから、意見の違いは出てくるだろうし、こんな内容だったら、やめようというところも出てくるかもしれない。
どこまで、それに合わせられるか?その前に、周りがいいな、悪いなと判断してくれるスタートラインにたどり着けるかも不安だな~。
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