進撃の巨人 ハリウッド映画化! 詳細&勝手に予想
「進撃の巨人」とうとうハリウッドで実写映画化されるようです。
このニュース、実は進撃ファンの自分はかなりテンションが上がっております。
先日、最新刊読んだのですが、連載開始から10年経とうとしているのに怒涛のストーリー展開で、相変わらずのテンションの高さ、物語も佳境に入り最終的にどうなるのか?予想もつかず目が離せません。
まだ結末は迎えておりませんが自分的には今世紀一番の名作。まだ読んでない方は是非お勧めします!
映画化の詳細
2018年10月30日、ハリウッドでの実写映画化が発表されました(講談社発表)
監督は『MAMA』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ。プロデューサーは「ハリー・ポッター」シリーズのデヴィッド・ハイマン、『HEROES/ヒーローズ』出演し、日系で日本文化に造詣の深いマシ・オカ、監督の姉であるバルバラ・ムスキエティの3人。
Wikipediaより一部改変
監督のアンディ・ムスキエティ、制作のデヴィッド・ハイマンですが、
Andy Muschietti(アンディ・ムスキエティ)
アルゼンチン生まれ。ブエノスアイレスの製作会社クアトロ・カベサスでCM監督としてキャリアをスタートさせた後、ヨーロッパに拠点を移し、クリエイティブパートナーの姉バルバラと共にスペインでCMや映画の製作会社トーマ78を設立。カンヌ・ライオンズの金賞など、世界最大級の広告賞を多数受賞。ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務めたホラー「MAMA」で長編映画監督デビュー。2017年に公開された監督作品「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」は世界興収770億円を超え、ホラー映画史上最もヒットした作品となった。◆Heyday Films(ヘイデイ・フィルムズ)
プロデューサーであるDavid Heyman(デイビッド・ヘイマン)の運営する独立系制作会社。1997年の設立以来、ヘイデイ・フィルムズは、J.K.ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズの全8作品、アルフォンソ・キュアロン監督によるアカデミー賞受賞作「ゼロ・グラビティ」などの制作を手がけてきた。その他には「アイ・アム・レジェンド」「イエスマン “YES”は人生のパスワード」「縞模様のパジャマの少年」「戦場からのラブレター」「光をくれた人」「パディントン」「パディントン2」 、「ハリー・ポッター」のスピンオフ作品「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」などの制作実績を有する。
株式会社講談社プレスリリースより
ちょっと長いけど引用させて頂きました。
予想を超えるそうそうたる顔ぶれで、期待も膨らみます。
アンディ・ムスキエティは知らなかったのですが、最近頭角をあらわした気鋭の監督です。ITももちろんそうですがMAMAも本格的なホラー映画で、現在45才、監督としては若いアンディ・ムスキエティが「進撃の巨人」をどう料理するのかが気になるところです。
やはりホラーが得意ということでオドロオドロしい感じになるのでしょうか?
巨人に食べられる恐怖感がかなり強い序盤の展開ではホラー感がかなりマッチしそうな感じがします。
映像作りには定評があるようなので、あの世界観をどこまでリアルに描いてくれるのかも期待です。
個人的にスティーブン・キングのITは90年代の物を見た事があるのでそれをリメイクした最新版がかなり気になります。
それからプロデューサーがなんといっても凄いですね。あのハリーポッターをヒットさせた人ですから。CGもお手の物でしょうしキャスティングも含め贅沢な映画を作れそうです。
また他のプロデューサーのマシ・オカですが、またの名を岡 政偉といい、6歳からアメリカに住む日本人で、映画の特殊効果の開発に関わったり、アメリカのテレビドラマのレギュラー出演をしたり吉本興業のアドバイザーを務めたりととても変わった経歴の方で、かなりの漫画マニアとの事、こういう日本とハリウッドに精通してる人がプロデュースするというのもポイントが高いです。
邦画の実写版「進撃の巨人」は結果としては残念な映画になってしまったので、ハリウッド版はかなり期待が上がってしまいます!!
編集担当者さんのTwitterでは、原作者の諫山創氏が監督について「進撃にとって、今考えられる最高の人選なんじゃないか」と、映画にはかなり詳しい作者がそこまで言うのですから間違いないでしょう!
そしてここからが妄想タイムなのですが、このニュースを知って以来、進撃ファンとして、色々と妄想が止まらなくなってしまったので、勝手ながら色々と書いてみます!!
ネタバレあるのでまだ読んでない人は見ないで!!
キャスティングについて
正直僕は、ハリウッドの俳優について詳しくないのでなんともいえません。
Twitterでは映画化の発表を受けて、早くもキャストを予想するツイートが白熱しているようですね。
個人的にはミカサやリヴァイ兵長は漫画でも東洋人の設定なので日本人の役者を起用して欲しいです!
ストーリーについて
ここが一番気になるところです。
漫画の単行本は現在26巻まで出ていて、まだ未完ですが、ストーリーの量は膨大です。
これだけ膨大なストーリーからどう一本の映画を作るかというのが一番興味深いです。
映画化にあたって一番切りの良いところで終わるとすれば22巻あたり
➖エレンの家の地下からグリシャが遺した手記を回収して巨人の謎が解き明かされ、島の巨人を亡ぼしたのちパラディ島の海岸まで到達して、初めて海を見てエレンが想いを馳せる場面あたり➖
かなと個人的には思います。
でも、映画の長さに原作のストーリーを詰め混むのは無理がありそうです。
22巻まで大体4000ページほどあるとして、映画の限界の長さが3時間くらいでしょうか、原作ストーリーを全部詰め混むと単純計算して、ページを時間で割ったとしても、2.5秒に1ページ進む速さでないと映画にストーリーは収まりません。
もちろん漫画のストーリーを全部映画に詰め混むのは現実的でないので、大分ストーリーを割愛する事になるでしょうが、あまりやり過ぎると、ダイジェストのようになってしまったり、原作の持つ複雑で緻密なストーリー設定の良さが失われてしまいそうです。
かと言って邦画版のように違うストーリーに改変してしまうのも、違う作品になってしまうようで本当の意味での進撃の巨人でなくなってしまうと思います。
時間が足りないのだったら前編後編に分割するというのもありかもしれませんが、個人的にお金を払って未完の映画を観るというのはどうにも納得出来ない、あと邦画の方の失敗からもそれはまずやらないでしょう。
色々考え、もし僕が監督をやって、2時間の映画を作るとしたらどのストーリーを取るかと真面目に妄想した結果………
1巻〜5巻まで、冒頭から始まりエレンが初めて意識的に巨人に変身して、巨石で穴を塞ぐシーン。
あそこまでで完結させます。
えっ短いって?!
いやいや、この作品はスターウォーズ級の超大作になる事を運命づけられている作品なのですよ。
エピソード2、エピソード3と続いていくのです!!
まずはここまでで十分です。続きはエピソード2、3でじっくりと見せていきましょう。
それにプロデューサーのデイビッド・ヘイマンはハリーポッターで8作も作ってるんですよ!!
当然「進撃」もシリーズ化を考えてるはず!!
ならば、当然原作のストーリーを縮めるような事はしないはずと、勝手な予想です。
あとエレンの一人称の物語としてもここまでだと無理が無いと思います。
平和な街に突如巨人が現れ、母親を食べられたエレンは巨人に復讐を誓い訓練兵団に入る(ここは原作から順序を変え時系列とします)
数年後、訓練の末の一人前の兵士になったエレンの前にまたも巨人が現れ、今度はエレンが食べられ絶望的状況になってしまう、がエレンが変身した進撃の巨人が現れ、アルミンとミカサそれに調査兵団の必死の協力もありパラディ島の人類が初めて巨人との戦闘に勝利する。
いかがでしょう?
これなら2時間の尺でも問題なさそうですし、しっかり人物も描けそうです。
ただし謎がいくつか残り、
エレンが何故巨人に変身したのか?エレンはどうなってしまうのか?はエピソード2以降のお楽しみというわけです。
公開日は?
これはまだ全然情報がないのでわかりません。
諫山さんも監督について「進撃にとって、今考えられる最高の人選なんじゃないか」と言ってたので楽しみです。
個人的には「ゼロ・グラビティ」が大好きな映画なのでデイビッド・ヘイマンと仕事できるのも楽しみ。
エンタメ業界の世界の中心で輝いてる人達が、何を考えて仕事してるのか知りたいです!— 「進撃の巨人」担当者バック (@ShingekiKyojin) October 29, 2018
ただ担当編集者がここまで言及してる事から考えて、かなり話しが進んでいるのかな、という印象を受けます。
希望的観測で言えば2年後くらいの公開だったらいいなと!
その頃だったら漫画の「進撃の巨人」も結末を迎える頃かもしれないので、映画と漫画の相乗効果でまたもや進撃ブームが巻き起こるのではないかと思います。
これからも進撃の巨人の映画情報が入ったら随時更新していきたいです!
最後までお付き合いありがとうございます!
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