amazing thailand!

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b7c17fc2.gifタイのビーチリゾートは、本当に人気です。パタヤ、クラビ(ってあったよね)から、島系コ・ピーピー、コ・サムイ、コ・パンガン。kohっていうのが、タイ語で島っていう意味なんだよね。
そんで、僕が3週間近く牢屋に入れられて、裁判まで受けてきたのが、コ・パンガンです。
ビーチパーティー、フルムーン、ブラックムーンで有名な島です。(でした?)、というのも、全盛期はとうに過ぎて、昔は静かで、穏やかだった島も、今やセブンイレブンや、巨大ホテルが立ち並び。泥まみれだった道は舗装され、観光客が押し寄せているようです。
そもそも、この島を発見、というか開拓したのは、トラベラー系や、ゴア流れのイギリスや、ヨーロッパ人。良い島だというのでゴアのノリでパーティーを開いていたらしいのです。
「last resort」を探していたんですかね~?その後、1995、6年くらいにはもう、開発がかなり進んでいましたね。本当によかったのはその5、6年前という話ですが、僕がいったのが1995年くらいだったのでその頃しかわかりません。その当時は、thong sala(港)からhaad rin まで45度くらいある坂道を、ピックアップバンで登って行って、たまに後ろに下がるというとんでもないところだったんだけど。草も吸い放題、真っ昼間のビーチでも、レストランでもOKという、いい~ところで。なんか、の~んびりしてたんだけど。パン屋みたいなところで、コーヒーとスイートなんか買って、一服しながら食べるとか。とにかく、今回のお題は「ビーチ」。ビーチといえば、僕のなかではhaad rinなんです。

こないだもう一人の書き手のフーテンタマ君と話していた話題で、「ウイルスと、細菌の違いは、細菌は生き物だが、ウイルスは情報だけの物質で、生き物ではない」というのがあったのですが、それに似た話を見つけました。william s burroughsの本なのですが、
「カットアップはブライアン・ガイシンによって開発され、ウイリアム・S・バロウズによって発展的に拡張された文学における特殊技法だが、その目的とするのは、言語を外宇宙からのヴィールスだと仮定し、言語表現一般をこのヴィールスによって冒された感冒症状として考え、ここから脱出することである。その方法は、言語をナイフによって切り刻み、張り合わせ、こすり付けることによってその秩序を分断し、そこに偶然発生する種々の言語的ノイズによって意識と無意識のはざまの領域(サブヴォイス)の岩肌を、日常の世界に露出してみせようとしたものだ。」(思潮社 トルネイドアレイ william,s,burroughs 1992/6/25 )
なんですが、言いたいことは言語という情報がヴィールスだと。タマくんの話と共通性があるな、と思ったんです。それで、実際のヴィールスも実は実体がない、情報だけ。ということは。さらに考えてみれば「情報」というのは突き詰めてみるとどこからどこまでが、情報なのか?実体というのは、どこまで?ということなんですよ。
今回のお題です。「実体と情報」です。