【タイでドライブ旅行!!】チェンマイ〜メーサイ〜タチレク、チェンマイ〜パーイ〜ポンクワオ温泉①

【タイでドライブ旅行!!】チェンマイ〜メーサイ〜タチレク、チェンマイ〜パーイ〜ポンクワオ温泉①

さて時差アップになりますが、1月16日から20日までタイは北タイ、チェンマイに行ってきました。チェンマイに行くのはなんと!多分20年ぶりくらい。前回の旅では、気にいったゲストハウスに2週間位宿泊して、毎日ビリヤードをして、つけで毎日飲み食いしていたので、チェックアウトの時かなり大変だった思い出があります。帰りに空港税が足りず、カオサンストリートで履いていた靴を売って、しのいだという思い出付き。

今回は大人になったので、きっちり予約もAIRB&Bでして、バンコクでの国内線への乗継も時間的に余裕があり、楽々チェンマイ空港に到着。スワンナプーム乗り換えだと楽です。

たどり着いたチェンマイ空港はアジアの田舎の小さな空港という感じ。のんびりムードが漂っています。今回のメインテーマは「タイでレンタカーして、自由に羽ばたこう!」 バイクレンタルはしたことあるものの、レンタカーは初めてです。荷物を取って外に出ると、レンタカー屋さん沢山あります。外資系、ローカル系など。声をかけてきたローカル店で話していると、値段も安く、保険もかけられる、システムもわかりやすいので、ここで借りることにしました。セダンタイプの車です。確か1500BHT/日(保険込み)だったかな。探せば安いところもありそうです。

車を空港の駐車場で受け取ると、エアビー宿へ向けていきなりドライブ開始!タイは左側通行なので、違和感ありません。交通量も多くなく、ゆっくりと走っている感じで、ストレスはありません。

その日は車は一旦おいてチェンマイ市街を探検。チェンマイは本当にエロ関連が少ないです(笑)、クリーンな感じの街で落ち着いたタイの田舎町という感じですね。いい感じのホテルやショッピングモール、チェンマイ名物カオソーイ、そしてバービアでちょっと飲む。ヨーロピアンのおっさんばかりで、日本人は全く来ないそうです。

 

チェンマイ名物 カオソーイ

ドライブ旅行!一日目スタート

翌日はいよいよチェンマイーメーサイ(国境超え)ータチレクというルートにチャレンジ!

地図で見るとこんな感じです。250km、4時間を一人で走る。さらに帰りも同じ距離と考え、朝方出発時は緊張しましたが、結果をいうと楽々エンジョイドライブな感じでした。チェンマイ市街は多少の渋滞もしていましたし、想像以上に広いチェンマイの郊外エリアは片側1−2車線でゆっくり走る感じでした。郊外エリアを抜けると、車も少なくなり、100km前後で楽々走れます。田園風景を眺めながら、椎名林檎のヘビロテ。ほぼ全てのアルバムを聞くことができました!

 

途中にはこんなおしゃれなカフェもあり、広大な北タイの景色をのんびりと楽しめます。タイはやっぱり田舎に行ってもおしゃれなお店がありますね。

 

チェンライで昼ごはん

途中チェンライでお昼を食べようと、ネットで探すとクイッティアウナムギオウというのがB級グルメで美味しいらしい。店に行くとおばちゃんが「もう終わりだよ、米しかないよ」と言ってきます。しかし巨大鍋にはスープもあって、それをいまから賄いで食べようというところ。「あるじゃん。」と指差すと、賄いを用意していたお兄ちゃんが苦笑いして、クイッティアオ作ってくれました。なんか麺が通常と違うらしいけど。変わった味だけど、トマト風味のタイヌードルって感じで、ちょっとワイルドな味の麺でした。でもタイ料理はどこで食べても美味しいね〜。一番まずいのは空港かな(笑)、そうそう、ここお会計しようとしたら、ちゃんとした商品じゃないからお代はいらない、と言ってきました。その謙虚な姿勢にちょっと感動し、半分悪いなと思い。スナック菓子とかジュースとか買っちゃいました。タイの人って謙虚な人多いね。

チェンライ名物

クイッティアウナムギオウ

チェンライを越えると、あと1時間ほどで国境の街メーサイに到着です。険しい山が道の左側に段々と近づいてきて、ちょっとだけ国境感を出してきます。道沿いの家も心なしか、まばらになった感じ。軍による検問も2箇所ありましたが、免許のチェックもなく挨拶するだけ。ナンバーがタイのものでない車も走っています。

 

国境の町メーサイ到着

メーサイの街に入ると、中国語の看板や、ちょっと昔っぽいホテル、なんとなく埃っぽい感じのする街です。なんとなく中国っぽさを多めに入れたような感じの街。国境のゲートに向かって大きな道が一本バーンと走っていて、その左側が坂になっていて、お寺を中心に市場が広がっています。ここはお土産?、ミャンマーからの買出し旅行客目当て?、雰囲気は昔の日本の門前通りにも似ています。東南アジア、特にタイは子供の頃の懐かしい景色と似た景色に会えるのも魅力ですね。大通りに面したホテルは開け放したドアを入ると、ガランとしたホールにパクチーの匂いが漂う、これは昔のバンコクの記憶。冷房が入ってないのになんか涼しいんですよ。

お寺の周りに駐車場を見つける。ここでも中国語は喋れるのか?と聞かれる。中国人が多いんだろうな、中国語が喋れる人は多いようだ。市場の中の商品も中国製がものすごく多い。ミャンマーを通して入ってくるのか?タイからミャンマーに流れていくのか?はわからないが、衣類も食べ物も中国製、中国製。天津甘栗まで売ってましたよ!(天津とは書いてなかったけど)、メーサイワインなるものもありました。値段を見て、味を想像したので買わなかったけど。話の種に買ってくればよかったか。

 

 

いよいよミャンマー国境へ!

市場を抜けて、いよいよ念願のタイーミャンマー国境へ

タイ側イミグレに向かいます。空港で書いた出国カードを渡して、スタンプを押してもらいます。すっかり忘れてたけど、手続きは空港で行うものと同じです。指紋認証も。

タイ側イミグレを抜けるとちいさな川の上に橋がかかっていて、観光客?、地元民が橋を渡っています。想像通り緊張感はなく、なぜかサモサを揚げるおばちゃん、物乞いの方々がたくさんいます。一応ここはタイーミャンマーの間なんだけど。サモサのおばちゃんはインド人のようで、ベンガルから来たと言ってました。何故はるか遠くタイーミャンマー間国境でサモサを揚げているのか、その人生遍歴を聞きたいと思ったが断念。サモサ買わされても、あれなんで。

写真はありませんが、ミャンマー側イミグレは30年前のタイみたいな感じ。机の上に座り、タバコ吸ったオフィサーがゆっくりと仕事をしています。装備、その他設備も一時代前だな、ミャンマー。

タチレクへ

イミグレ前に居並ぶトゥクトゥクドライバーをかわして、タチレクの街へ!

ちょっとしたタイムスリップ感もあります。昔のアジアの匂いが濃くなります。CITY OF GOLDEN TRIANGLEという看板が出迎えてくれます。昔はシャン族の方たちがオピュウムを栽培されていたエリアです。しかし今は自撮り棒を持った中国人カップル?が写真を撮る完全な観光地です。

街自体はタイのギュッと詰まった感じから、ゆるっと、スカスカしたちょっと抜けた感じです。要するに建物が少ない、若しくは汚い、古い。少し歩いてみましたが見るものはイミグレ脇の市場だけのようです。市場を物色しながら歩いていると、弁当売の様にして様々な商品を運んでいる怪しげな兄ちゃんが。「small lady avilable, you like?」噂には聞いてましたが、ここら辺は少女売春のメッカだった場所らしいです。世界中からロリコンが集まっていたとか。最悪やな〜、まだあるんかい?と思い、歩き出そうとするとindian viagra, cigaretteとしつこいので、ミャンマータバコを一箱買ってみる。吸う。まずい。捨てる。ほんとにまずいっす、いがらっぽいというか!

市場の中はタイと比較してインド系の人が多い感じ、インド人ハーフ?みたいな顔立ちの人も。やっぱり東南アジアとインドの緩衝地帯なんだな、と実感。ゆるーい雰囲気の市場も一昔前のアジアという感じで、発展しすぎたタイに飽きたらここに来ると懐かしさを感じられるかも。

という訳で、1時間ほどでタチレクからタイ産、いや退散。とくに何もない街ですが、ここからミャンマー国内旅行へ行くとかは楽しいかもね。帰りのイミグレ、タイ側はボランティアが入国カードの書き方を教えるなどして、タイって先進国だな、と思える場面も。そしてやはりミャンマーはまだ貧しい。

書いていたら長くなったので、チェンマイ〜パーイ〜ポンクワオ温泉編は分けて書きます。