酒
- 2005.10.31
- エッセイ
最近僕は毎日酒を飲んでる、ほとんどは仕事のため今日は遊びの酒。
しかし、酒を飲むとなんでこんなくだらない事を馬鹿みたいにはなせるんだと自分でも不思議に思う。
馬鹿な事を話すために酒を飲んでいるのじゃないかとも思う。
でも僕はあまり強くないので、すぐに戻す事もある。すぐに頭ががんがん痛くなってくる。
酒なんか飲まなくてもオープンに自分がなれれば一番いいんじゃないかとも思う。
でも、ふだんからそんなだったら周りに迷惑をかけすぎるのかなとも思う。
とにかく日本の合法ドラックは酒なんだ。
酒の文化はとても深くて、自分はまだとうてい理解し得ない。沖縄では一人づつ口上を述べていつまでも回しのみし続けるという。
僕の酒はまだまだ遊びの酒だ。勝手に酔っぱらって酔いつぶれてるだけだ。
みんなとなぜかペースがあわない。相手を酔わす事も出来ない。勝手に飲んでいる。
人間の本質について酔っぱらうと考える。道を歩くときなぜか道の模様が気になってしまう。今日はタイル張りだった。
結局、人間は動物なのかなと思う。理屈を言ったり嘘をついたり相手を勘ぐったり、そういうところをすべて外すと喜怒哀楽だけが残る。あと愛もあるか、、、でも愛はほ乳類にもあると思う。
今日北極シロクマのドキュメンタリーを見ていたが、母親は立派に子育てをしていた。
人間よりも愛のある子育てをしていた。天敵についてや水の中の潜り方や狩りの仕方を子供にレクチャーし、餌がなく自分がやせ細っても母乳をあげ続けていた、とにかく立派なのでびっくりした。
シロクマの赤ちゃんがかわいすぎて、思わずブラウン管ごしに抱きしめたくなってしまった。
僕は言いたい事がいえればそれだけで幸せだ。その点酒のパワーを借りる事が多い。
これは良くない事だと思う。僕は酒に強くないので改めないといけないなと思う。