中国のこれからについて。
- 2020.09.08
- 社会・政治
『中国と世界のこれからについて思ったこ』
2020年 中共 武漢ウィルスを皮切りに世界が大きく大きく揺らぎ、動き出しまた。
これをきっかけに今まで以上に米中の関係が悪化しました。
世界は新型コロナウイルスの影響で人の移動が制限されて、世界の経済が低迷しています。
しかし世界がコロナと戦っているの中でも中国共産党だけは着実に世界覇権に向けて加速しているようにも思えます。
日本の尖閣諸島や、台湾、インドの係争地域の争いや、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ブータン、ベトナム、などの国とも色々な理由で揉めてますね。
それとアメリカとも貿易戦争から始まり国防、国家安全保障や知的財産権保護を理由にファーウェイ、TikTokの締め出し、アメリカ国内の大学などの研究機関で働く中国人約3000人近くをスパイ容疑で国外退去させて、将来的には中共の党員約8000千万人をアメリカへの入国を禁止にしたいらしいし、それと今や武力衝突寸前の域まで来てしまっています。
それに香港国家安全維持法を皮切りに自由主義国家を中心に今まで言ってこなかった(ある意味経済優先で黙認していた)中国共産党の人権侵害問題が表に出されて ウィグル問題が世界に大きクローズアップされた。
それに伴いファイブアイズやインド、EUや日本も中国の人権侵害問題を取り上げ始めている。
それから台湾問題も大きな課題です。
香港の次は間違いない無く台湾にも中共の波がやってきます。
しかし蔡 英文は李登輝思想を受け継ぐ方で反中路線を貫いてきました。
それと今回のコロナの対応が
世界の中で1番優秀だと高い評価を得たのです。
そこでさらに台湾が世界から注目を集めるようになり
アメリカを中心に台湾を国家承認する動きを見せている。
チェコのプラハ市長は北京との姉妹都市を解消して台湾の台北との姉妹都市を選択して世界に衝撃を与えています。
それに加えてチェコの下院議員が議長団の台湾公式訪問が決定されていますしね。
世界にある孔子学院の規制が強くなる可能性もあります。
軍事的にはインド洋にb2爆撃機を配備する流れ。
2021年ー22年頃アメリカは尖閣諸島に米軍基地を建設する動きもあります。
間違いなく今までになく中国共産党は窮地に立たされているのではないでしょうか。
ニクソン政権から始まったアメリカの中国融和政策は完全に失敗した事がはっきりわかったとアメリカの民主党も共和党もその事を議会レベルで認めました。
つまりアメリカはもう共和党の大統領になろうと民主党の大統領になろうと、対中国政策は厳しい対応になると事になったのだといことです。
中国共産党は習近平がトップになってから間違いなく超強行外交をやり過ぎました。
世界に敵を作りすぎました。
胡錦濤の時代の方が中共の伝統的外交といいますか、今に比べれば中共側も融和政策を取っていたと思います。
なので今、中共の中にも習近平の外交政策に異議を唱えている者達も出てきていますしね。
しかも中共の軍部からの習近平批判も出てきている事はとても危ない状態であると言えると思います。
これまで述べて来た世界に広がる中国包囲網
中国のこれからはどうなるのだろう?
中国は良くも悪くも世界に大きな影響力を与えてきました。
ここで難しいと思うことは国際ルールを守らない厄介者ではありますが
本当に中国を世界経済や世界のサプライチェーンから排除出来るのか?
それは
米ソ冷戦時代と違い中国は経済で世界としっかりした形で繋がっているという事です。
ソ連型の共産主義と比べここに大きな違いがあると思います。
多分中共は必ず滅ぶと思ってます。
でもその滅び方が大切な様な気がします。
要は世界の自由主義諸国は中国の未来を香港だと信じてきました
しかしその夢は絶たれそこで最後の砦は自由主義諸国にとって台湾なんだと思っているんではないかと思うわけです。
中国を台湾にするためにはどうするべきなのか?がこれからのアメリカを中心にした自由主義国の課題になるのかもしれませんね。
極端な方向過激なやり方ではなく
慎重に中国政策を進めていって欲しいと思います。
それと最後に一帯一路で中国と深い関係性のある所が国が一帯疫路になったと言われております。
長々と長文失礼致しました。
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