お題漫画+自己主張
- 2019.03.09
- 漫画
お世話になります。311031です。
遅くなりましたが前回のお題
「潔癖症、横文字、自己主張、甘えん坊」で思いついたものを漫画にしてみました^ ^
是非ご覧ください☆
…と、相も変わらずしょうもない表現となりました^^;
平成ももうすぐ終わるということで時代の流れ?みたいなものを描いたつもりです。
皆様にとって平成とは如何な時代だったでしょうか?
あと今回は漫画について最近考えていたことを「自己主張」というお題の力を借り、独断と偏見たっぷりに書かせて頂いちゃいます!なので異論は認めまくりますよー!
名付けて「黒漫画論」!
…作風でおわかりになる?かと思いますが僕は不条理、哲学的、ブラックユーモアな漫画が好きです。
理由は単純で現実世界を不条理だと思っているからです。
「日本とアメリカの関係、核兵器、おカネ、TPP、モンサント、ジャマイカ、ディズニーランド、ネスレ、パチンコ、児童養護施設、実親の虐待…」などなど
あげればキリがありませんね(汗)
僕はメジャー漫画誌に多い、運命を変えようとする努力、運命を切り開くチカラ!みたいのは特に苦手です。
運命って言葉がもう…幻想的で虚言的で無責任な印象です。
現実にあるのは縁起や因果、小難しい言葉だと因果律や充足理由律。
この世のすべてには原因、理由がある。
だから本当の意味の自由意志もない。
希望や努力を真っ向否定するわけではありません。それらは人間に必要なものです。僕にもあります。しかしそれもまた因果律のなかにある。
だから世の中にはどうにもならないことがある。確かにある。光と影が一体であるように白があれば黒がある。Marilyn Mansonも言っていた。美しいものと汚いものがあると。
なのに世界はその場しのぎの漂白を無理矢理行う。だから歪みが生じる。
不条理漫画も現代には少なくなりました。雑誌類は壊滅的です。残された発表の場はネットのみ。今流行りのマイノリティです。
漫画界も漂白されているのでしょうか?世界はマイノリティに優しいんじゃないんですか?
ファンとしては寂しいです。
ちょっと昔までは質の高いガロ系漫画があったり、マイナー誌で少し哲学的なホラー漫画やヌケないエロ漫画があったわけです。雑誌で!雑誌であったということはそれだけの地位、需要があったということ。
しかしそれが今は無いんじゃないのか…?
でもメジャー誌にもたまにとびっきりの黒い漫画が生まれるんです!
僕にとってその代表格がさくらももこ先生の「コジコジ」
これはもう…最高に哲学的で不条理な話が多く含まれていました。
さくら先生のネームバリュー、画風があったからできたとも思いますが内容もちゃんと本物だった。
少年時分の僕がこの作品から受けた影響は計り知れません。
近年はこのくらいキレ味鋭いメジャー誌作品は目にしないなあ…
どなたかご存知でしたら教えて頂けたら嬉しいです^ ^
そうですね、詰まる所何が言いたいかというと
「白い漫画」だけじゃ物足りない!ってことなのです。
世界に白と黒があるのが真実なら漫画だって世界を描くのだから白と黒があって当然のはず。
見せかけの黒なんていらない、本当の黒がみたいんだー!って思いがあって。
白だけだと不安になるんです。汚いものも見たい。その方がしっくりくる。納得がいく。もちろん黒だけでもしっくりこないでしょう。ドラえもんやワンピースも必要です。暖かな一面があるのも世界の楽しいところ。
中道、中観、バランスとれって話です。
ただ黒は決して目立ち過ぎてははいけない。
近年の萌えキャラクターのように出しゃばりすぎちゃいけない。
コソコソやる分には最低限の地位と居場所を確保できる。そうあるべきだと思うのです。
…以上、短く簡単ですが黒漫画論でした。
拙く偏った考えの自己主張ですがここまで読んでくださった方がいましたら嬉しく思います。
また、リーズスペース管理者の方々、発言の場を提供してくださること、深く感謝申し上げます。
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