東海道歩き旅、途中でやめた「多摩川~横浜」
- 2004.12.26 最終更新日
- 2020.01.06
- 旅もの
スロ屋を出て換金すると、25000円也。う~ん、カエル君、4,5回は合唱してくれたね~。よかった、よかった。
さてと、一服して、また東海道の浮世旅に出ましょう。
中原街道をまっすぐ、横浜駅に向かう。明治の世なら陸蒸気、江戸の世なら旅装束に溢れる街道筋。今は、平成の世なので車ばかり。
この道をまっつぐ、行ってしだりに曲がると横浜駅。
と、その前に知り合いのところに寄ろう。何を隠そう16才の時からの浮気相手が、結婚をして住む家がここのすぐ近くにあるのでした。
…そう、あれは忘れもしない16才の時、場所は武道館、出し物は「lenny kravitz」
隣に座っていた、というか立って絶叫していた女の子と知りあったのでした。彼女も同い年。だけど、お互いに彼氏、彼女がいる。まあ、若いのでそんなことは気にせずに付き合っていました。相手が彼と別れれば慰め、私が彼女と仲が悪ければ、愚痴を聞いてもらう、というような仲が27、8まで続きました。お互いに、その時の彼女、彼氏よりもつきあいが長いが、一度たりとも付き合ったことはない、という面白い関係ですな。今、考えてみると。
そんな彼女の家にシュラフを借りに行きました。子供の相手などをしながら、ビールを飲み、その晩のおかずをつまみいただく。たわいもない時間を過ごしていました。
そんなこんなで、横浜を歩く頃には、少し酔っていました。
横浜駅から、平沼橋を渡り、戸部を抜けて野毛に差しかかりました。野毛の山を越える。もう、あたりはまっくらです。伊勢佐木町に出ると、ネオンと、車の洪水でした。そこから、鎌倉街道に入ります。ここまで来るともう、慣れたもので、車の流れは多いけど、あとはまっすぐ行けば鎌倉です。鎌倉の浜辺にでもテントを立てて寝よう。そう思いながら進むが、足が動かない。長距離の移動と、酒の酔いでもう足が動きません。「どうしよう?こんなところでは寝る場所がない。」そう思いますが、動けない。考えた揚げ句に、近くの住宅地の公園に、テントを立てることにしました。幸いなことに、比較的大きな公園だったので、警察官に見つからなそうな、端の方にテントを立てることができました。
「横浜~箱根」編でしたが、長くなったのでここらでやめておきます。
またの、お楽しみに!
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