タイの田舎を旅行して

タイの田舎を旅行して

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いつも本当にきれいだと感じる。都会を出て田舎へ行けば
国中そんな景色はどこにでもあるのかもしれないが、いつも新しさと同時に懐かしさ感じる。
目に飛び込んでくる新鮮さがあるが、何百年もそこにそのままあるようにも見える。

どこの村にも、どこの街道沿いにも当たり前のようにあって普段の生活では誰も気にしないのかもしれない。でもそれを楽しみにわざわざ旅行する人もいるし、そんなツアーもある。やっぱり大事なものだし、圧倒的な魅力も感じる。作り物には出せない魅力なんだろう。

ここは暑い熱帯の国だから、日本の温帯の冬や秋もある気候とは違う。
日本では寒くなれば枯れ木になり、木の葉が舞う。花の色もどちらかというとパステルカラーの様な中間色が多い気がする。南国の花はビビットカラーで目に鮮やかなのだ。

濃い日陰と強い日差しのコントラストの中のビビットな花と濃い緑は、
妙に世界をくっきりとシャープに見せてくれる。目の中の汚れを洗い流してくれているみたいだ。

前世はタイの田舎に住んでいたのではないだろうか?とさえ思う時がある。
考えすぎだろうが、なんだかその木陰の景色の中に自分が以前いたことがある気になる時がある。
その前を人が通り過ぎ、子供が遊び、山から人が植物を運び、そんな記憶が蘇ってくるような。
ある種のデジャヴュなんだろうか?この国ではデジャヴュを感じることが多い。