アナログが熱すぎる!アナログシンセ「Micro Brute」買ってもうた!編

アナログが熱すぎる!アナログシンセ「Micro Brute」買ってもうた!編

やあみんな!アナログしてる?
僕はもちろんアナログさ。時代はまさにアナログ!僕はもう完全にアナログにメロメロさ!

なんのこっちゃ?な出だしなワケなのですが、ここ8年程DTM的音楽制作から遠ざかっている内に、シンセ界では大激震が巻き起こっていたようで、久々にこの世界に舞い戻ってみたらワクワクしっぱなしなワケなんですよ!

そう!時代は今や「アナログシンセ・ルネッサンス」なワケなのです!
あまりにも意味不明な文章なんで適当に説明しますと、僕がDTMをやらなくなった8年くらい前までは、コンピュータ上で使うソフトシンセが流行っていて、昔のビンテージアナログシンセを基盤構造からエミュレートして驚ほどリアルなミニムーグサウンドが僕のPCから出たりして驚いていたワケなんですが、
さらにそれが進化した結果、一回りしちゃったらしく、昔と同じ構造の本物のアナログシンセが最近各社からどんどん発売され大ブームになっているワケなのです。(僕の中では)
あのローランドやKORGでさえ、面白そうなアナログシンセをどんどん出していて、しかも、超安い!!1万円くらいから買えてしまいます。KORG のモノトロンなんて新品でたった3千円だわよ!!隣の奥様もどうかしら?安い!買った!

まぁ安けりゃいいってもんじゃないけど…

やっぱりね、コンピュータのエミュレートじゃ得られないサウンドがそこにあるワケなんですよ。
なんていうか、デジタルシンセやコンピュータのソフトシンセはなんでも出来るけどけっきょくただの再生装置なんですよ。
アナログはね、1音とかしか鳴らせないし、大した事は出来ないんだけどね、やっぱりギターとかとおなじ楽器なんですよ。
いじって単音が出るだけでなんだか楽しくなってくるんです。

電源を入れ中身があったまるまで、不安定な音程しか出ないとか、他の楽器と合わす時はチューナー必須で音合わせしなくちゃならないとか…不便はイロイロあるわけですが…
これ以上書き出すとディープ過ぎる世界にワープしちゃいそうなので、そういうのが好きな人はこれ読んでね。

https://tecdtm.com/analog-review/

で、僕もついにアナログデビューしちゃったんです!だってこんなに安くアナログシンセが手に入る時代がきたんですよ。
買わないワケにはいかないワケなんです!

きっかけはStudio Oneにも徐々になれ曲作りが楽しくなりまくってた頃でした。
僕が使ってる打ち込み用のキーボードはスペースの関係もあり((鬼)嫁から与えられてる僕のマイスペースは畳半畳…その話しの経緯はこちらから)

夢の家 パート2

KORGのNanoKeyというちっさなキーボードで曲作りしていたのですが、まぁこれはこれで出先とかで使う分には超便利なキーボードですが、なにぶんメインキーボードとしては役不足で、もっと弾きやすいキーボードを探すため仕事中スマホでネットショッピングにいそしんでいたワケなのです。

そしてネット界を徘徊しているうちにさっきお話したアナログ・ルネッサンスが起きている事に気付き、僕のハートもルネッサンスしちゃってPCに音符情報を送るためだけのMIDIキーボードを探していたはずが、気がついたらメルカリでArturiaのMicroBruteという超小型のアナログシンセをポチろうとしている自分がいたワケです。
「どうしよう、5,000円くらいで探し始めたはずだぞ…アナログシンセとしては破格とは言え17,000円だぞ。小遣いで、足りるか?」
子持ちの貧乏サラリーマンには厳しい金額でございます。
しかしここでメルカリのスマート払いという恐ろしい便利な機能に気づいたのです。

「なになに翌月の末までに払えばOKで、そのお金はメルカリで売った商品代金でも充当可能だって?」
「これだ!来月までに使ってない機材売っちまえばいいんだ!」
との思考が瞬時に閃き、すでに指は購入ボタンの上にありました。

かくして長いあいだ憧れつづけていた夢のアナログシンセが僕のもとへ…!

3日後、MicroBrute君は梱包も何もされず商品の箱にベタッと送付状を貼られた状態で我が家へ犬のけたたましい鳴き声と共にやってきました。
「うーむ出品者は外国人だったからな…やっぱ雑だな。音が出ればいいけど…」
箱から開けてみるとブルート君は状態もよく軽快に単音メロディを奏で始めました。
「やっぱりコレだよコレ!アナログはいいなぁ」と弾き始めたのもつかの間、5才の次女に強奪されます。

彼女は覚えたての「チューリップ」をシンセ的ビヨビヨサウンドでおもむろに弾き始め、
しばらくすると使い始めたばかりのなのにステップシーケンサーの機能を会得し超インテンポのプログレの様なチューリップループが始まった!!
おおっやっぱりアナログは使い方が単純だから5才児でも使いこなせちゃうのか!スゴイぞアナログ!!
しかも彼女はクビを縦にふってノリはじめた!
アナログシンセを弾きながらヘッドバンキングする5才児!!
スゴイぞアナログ!!5才児だってノリノリだ!!
その後、長女が力づくで強奪し、いまだにハマっている「ドラクエ」の戦闘シーンの音楽を早弾きし始めた!しかもドラクエⅢの。
うーん、やっぱりアナログは音が太いなぁ。スクエア波だと正にファミコン!これぞチップチューンだね!
「いい音だろう…?」
「どこが?なにこのオナラみたいな音!」
「ねえお父さん!これピアノみたいな音出ないの?使えねー」
と言って、愛用のカシオトーンに戻っていった…。
…。
まぁこんな具合で我が家では初日から大活躍のブルート君。
単音ながら音が太くて、音を出してるだけで恍惚としてしまう。さらに内蔵のフィードバックディストーションをかけると、フランス産だけありダフトパンクのようなフレンチテクノな音が出て来て楽しい。

早速何曲か作りました。
この曲は朝早起きしてブルートをいじってるうちにいつの間にか出来た曲、MicroBruteの音色変化がわかりやすいと(やりすぎ?)思います。

Brute Riding