遺伝子と矛盾はけっこう似ている
- 2004.10.24 最終更新日
- 2020.01.06
- サイエンス・思索
遺伝子と矛盾はけっこう似ている
昨日、飲み会がありました。といういか、今日なんですが。何人かの人が集まって、ただ飲む。会の名前は一応、「ダメ連」。この名前自体、早稲田とかであった「ダメ連」からぱくってますね。この時点でもうだめです。
まあ、誰かの家に集まり、鍋などをつつき、近況報告がてら、自分の言いたいことを、ぶっ放す。そんな感じですね。年齢層は、18~30前後ですね。結構幅広いか。一人だけで、平均年齢を下げてる人がいますけどね。飲んでいるときは、ただ酒飲みの集まりにしか、思えないのですが、帰って来て振り返って見ると、いろいろな職業、タイプのやつが集まっているな。と、思いまして、挙げてみると、理工系の博士?(お茶の水博士?)
、この人は徹底的に研究職。それから、馬頭琴奏者兼ギタリスト兼ひも。この人は、本当は料理人です。新聞業界関係を筋肉で支配しようとしている、元ウエィトリフター?。ちょっと知恵遅れ気味のフリーアルバイター。などと、遠いトリップから帰ってこれた(まだ?)ので、女子大生になろうとしている娘、誰かの彼女などです。
う^~^ん。不気味……。こう見てみると、ものすごくダークで不気味な飲み会のように、聞こえますが、そんなことはないんですよ。いたってふつ~の、和気あいあいの飲み会なんです。まあ、カラオケに行くと、ちょっと切れたり、自分の世界に入ったり、長い間マイクを離さなかったりと、いろいろありますが。どうなんでしょう。
「遺伝子」って、あんま実感ないよね~。っていうか自分だもんね。あんまり、考えたことないですね。感じるのは、
「遺伝子、遺伝子」って言う人って、運命論者じゃないかな~ってことだよね。自分の能力、性格は「遺伝子」のせいって全部、そこに行っちゃいそう。そこから、発展した「後天的?」な自分で、運命切り開くべきでしょ><!
いい「精子」買うって、笑っちゃうね?そいつが、大犯罪者、不具、癩病病みになったら、どうすんの?可能性高いよ!
人間って、多分自分のそういう「ego」と、集団として生きてく「さる本能」みたいな部分の、せめぎ合いで、そのバランスなんだろうね~。「進化病」みたいな言葉があるけど、ものすごい早さで「ego」が拡大しているのは、確かだし、それを許容できる社会体制が「いい」とされてきたんだから、しょうがないかもね。
でも、忘れないで欲しいのは、恐竜さんも痛い目、怖い目にあって、それで、機能をバージョンアップさせてエラとか、羽根とか、牙とかを持ったんだから。自分らも、がんばらないとな=^^。
なんとなく、「遺伝子」というものを、考えたときって、パラドックスや、ループ的な思考に入っちゃうような気がします。矛盾してるな~。いろいろ。
「矛盾」っていうのは、いいかもな。お題として。盾と矛、イージス艦とミサイル。
矛盾というのは、どこから生まれるのだろう。「矛盾している」って良く言うけど、あんまり、そうは思わない性格です。つ~か、いろんな、考え、仮定、いろいろが混じれば「矛盾」するよ。
「矛盾」の語源
語源は中国の「韓非子」の故事に基づく。楚の国に矛と盾を売る男がいた。その売り文句は「自分の矛はどんな盾をも破ることができるし、自分の盾はどんな矛をも防ぐことができる」というもの。すると見物人がいわく「お前の矛でお前の盾を突いたらどうなるんだ」と問われ、その男は答えられなかった話から。
俺だったら、「お客さん、それはいいっこなしでしょ~。」で終るけどな。この「韓非子」っていう人は、今のテレビショッピングや、整形に金をかける人、武器開発のいたちごっこなんか知ったら、「あ~、つまんないこと、言っちゃったな」と思うでしょう。この商人も、「いや、ないしょですけど、楯買ってくれたら、オプションの「絶対に矛に負けない楯キット」も安くしますよ。」ぐらい言ったらどうなんだ。ここで、「韓非子」が気付くべきことは、この商人は、「両方とも最強ですよ」っていうことが言いたかった、その売り文句だったんだ。ということで、それを、逆手にとって、商人をいじめるのは良くないよね。これじゃあ、寅さんの口上に文句付ける、酔っ払いだよ。
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