ふと思った(多分)風流な例え
- 2018.10.25
- サイエンス・思索
アジアの片隅のヤシの木がたくさん繁った田舎道に、親子連れが歩いていました。若いお母さんが子供を抱っこしてのんびりと歩いています。とても良い雰囲気で周りの景色と一体化したかのようにゆったりとアジアの夕暮れの道を寛いだ様子で歩いています。多分、近くの村の人でしょう。さて、あなたはこの国に旅行しに来た外国人です。行く先々でちょっとした好奇の目で見られ、小さい子は逃げていく場合もあります。あなたは道の片隅からこの赤ちゃんを抱いたお母さんをゆっくりと眺めたいと思っています。しかし、外国人の旅行者であるあなたから見つめられると緊張感が走り、ドギマギしてしまいます。そのアジアと一体化したかの様な雰囲気は一瞬で壊れてしまいます。さて、あなたはどうしますか?
量子力学の世界で「観察者効果」というのがあるらしいです。以前に聞いて中途半端に覚えていたんですが、道を歩いていて、向こうから歩いてくる雰囲気の良い親子を見て、上記のことと同じことが起こりました。その時にふっと頭に浮かんだのがこれです。うん、もしかして同じことなのかも、と。
アホか?とかぜんぜん違うよ、などご意見お聞かせください。
またニーチェの名言「深淵を見つめるものは、深淵に見つめ返される」もなんとなく近い気がします。
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